安部榮四郎が築き上げた出雲民藝紙の紹介はもちろん、民藝運動を通して出会った仲間達の作品が展示されています。柳宗悦やバーナード・リーチなど多くの民藝作家の作品をはじめ、交友の深かった棟方志功の作品などがあります。
Yanagi Muneyoshi
柳 宗悦 1889-1961
日本の民藝運動の創始、先覚者である。河井寛次郎、濱田庄司らと民藝品の発掘、民藝理論の確立と普及をする。島根県には1931年以来、たびたび訪れ、そのつど安部榮四郎の手漉き和紙を指導した。
Yanagi Muneyoshi
柳 宗悦 1889-1961
日本の民藝運動の創始、先覚者である。河井寛次郎、濱田庄司らと民藝品の発掘、民藝理論の確立と普及をする。島根県には1931年以来、たびたび訪れ、そのつど安部榮四郎の手漉き和紙を指導した。
Bernard Leach
バーナード・リーチ 1887-1979
柳宗悦のすすめにより、宗悦の邸内に仕事場と窯を築き、焼きものの仕事に打ち込む。以来、日本はもとより、世界各国を歩き、指導にあたるなど活躍。リーチは、エッチングに安部榮四郎の手漉和紙をこよなく愛した。
Hamada Shoji
濱田 庄司 1894-1978
バーナード・リーチとともに渡英、英国では、セント・アイヴスで制作活動をした。庄司の作品には、イギリスで始まり、沖縄で学び、益子で育ったといわれる3つの土地の匂いが溶けあっている。
Hamada Shoji
濱田 庄司 1894-1978
バーナード・リーチとともに渡英、英国では、セント・アイヴスで制作活動をした。庄司の作品には、イギリスで始まり、沖縄で学び、益子で育ったといわれる3つの土地の匂いが溶けあっている。
Kawai Kanjiro
河井 寛次郎 1890-1969
柳宗悦、浜田とともに民藝運動の強力な推進者として活躍した。彼は生涯、栄誉を好まず、独自の芸境を築きあげた。また、郷土を愛し、島根の窯業に与えた影響は大きい。
Serizawa Keisuke
芹沢 銈介 1895-1984
再三沖縄を訪れて紅型や赤絵を研究し、その手法をとり入れて型絵染を創始した。芹沢の型絵染は量産のための型染を超えて、型の表裏の利用、繰返しなどによる卓抜した意匠が構成される。
Serizawa Keisuke
芹沢 銈介 1895-1984
再三沖縄を訪れて紅型や赤絵を研究し、その手法をとり入れて型絵染を創始した。芹沢の型絵染は量産のための型染を超えて、型の表裏の利用、繰返しなどによる卓抜した意匠が構成される。
Munakata Shiko
棟方 志功 1903-1975
作風は自由奔放な表現と大胆で荒々しい力のタッチで知られている。柳宗悦、河井寛次郎、濱田庄司と知り合い、ことに安部榮四郎とは板画(志功は版画を板画と呼んだ) の紙を通じて、永い親交が続いた。
棟方志功が安部榮四郎のために描き上げた、
ここにしかない襖絵も展示されています。
その他、和紙で作られた常設展示